季節はずれの寒波に見舞われた先週の日曜日、徳島県の「グランドエクシブ鳴門」で弟の結婚式がありました。新婦の出身地が徳島県なので、瀬戸内海を一望できるこのホテルを選んだそうですが、偶然にも一年前、私たちは家族でここに泊まりに来ており、まさかこんな日が来ようとは夢にも思っていませんでした。

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当日は朝から雨模様でしたが、式が始まる頃には二人の門出を祝福するかのように、青い空と瀬戸内海の絶景が目の前に広がりました。

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私より二つ下である40歳の弟は、29歳の若い嫁さんをもらいました。なんという幸せ者!

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二人のアイデアと真心のこもった温かい披露宴に、いろんな事を教えられた気がしました。

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この翌々日、新婦の大好きなおばあちゃんの誕生日だったので、こんなサプライズも飛び出しました。

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EXIVのウエディングは料理も良かった。オマール海老、フォアグラ、鮑、黒毛和牛など、シャンパンとワインも進みました。

2014-04-09

さて、結婚式のちょうど一ヶ月前にウクレレを購入し、猛練習でこの日に臨んだゆりブーは、「あまりに無謀過ぎる!」という先生の忠告を無視し、ウクレレをかついで披露宴会場に乗り込みました。

先生の言う通り、実力の半分しか出しきれなかったものの、ソロ2曲を何とか無事弾き終えました。そしてメインに用意していた難しいソロ曲「卒業写真」を急きょ、長渕剛の「乾杯」弾き語りに変更したのですが、な、なんと!歌い出しから、自分の歌に号泣するという目も当てられない事態に!ポロンポロン弾きながら号泣する痛々しい姿に、周囲の涙を誘ったようで、何とも消化不良なデビューとなりました。

前日の打ち合わせ通り、父から「アンコールッ!」のかけ声が上がり、即興でウクレレ漫談までやる図太い神経に、ジャズのベーシストをやってた弟の友達が「姉ちゃんほんま凄い度胸やけど何者!?」と言ってたらしい。あっしは、ただの通りすがりのウクレレ侍です。

泣き笑いのウクレレ漫談でご満悦のゆりブー(身内にしかウケてなかったらしい)。
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結婚式の数日前から、姉にまとわりついていた幼少期の弟の幻影が離れませんでした。数年前から弟とよく意見の衝突というか、少し距離を置く関係が何年も続き、ちょっと冷めた兄弟だった気がします。でも結婚するにあたり弟はすごく成長しました。それが嬉しくもあり寂しくもあり、涙の理由かもしれません。

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しめっぽくなったので、最後に華やかな画像で締め括りたいと思います。徳島県では、結婚式の前日に衣装を着替えて撮影する「前撮り」という風習があるそうです。100枚近く撮影した中から数枚選ばせていただきました。若いし背もあるからドレスがよく映えます。

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ステラ・デ・リベロの斬新なドレス。いいアングルです。

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最初は照れていた弟も・・・

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最後はもうノリノリ!

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いつまでも仲良く幸せになってください。

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