先日、六本木「万徳」で、Vin Gohan 「熟成ポムロール×すき焼き」を開催させていただきました。
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<メニュー>
熊本直送さくら刺身
海老とホタテのマリネサラダ
宮崎地鶏もも焼き
万徳チキン南蛮 タルタルソース添え
地鶏3種のすき焼き:宮崎地鶏、名古屋コーチン、比内地鶏

<ワイン>
Pinot Bianco Vorberg Riserva 2011 Terlano 
Chardonnay Kreuth 2010 Terlano
Ch. l'Evangile 1993
Ch. La Conseillante 1993
Ch. L'Eglise Clinet 1993
Ch. Petit Village 1982
Ch. Trotanoy 1983

グリコーゲンと不飽和脂肪酸が豊富で、さっぱりとした肉質の馬刺しは、白ワインと相性が良い。まずはイタリア、アルト・アディジェの白と馬刺しとのマリアージュからスタートしました。世界的にも珍しい石英班岩の土壌から造られるミネラル豊かなテルラーノの白ワイン、特にヴォルベルグのピノ・ビアンコが素晴らしい。
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宮崎地鶏の店なので、定番「炭火焼き」や「チキン南蛮」も注文しましたが、今回の目的は勿論「地鶏のすき焼き」。六本木「万徳」の上品な割り下でいただく「地鶏のすき焼き」には、果実味が穏やかでしっとりとした趣の熟成ポムロールがよく合います。意外な驚きをもって、皆さんからご好評をいただきました。1993年は雨が多い年。9月から天候が崩れましたが、早熟のメルローはそれまでに熟したようです。
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以前、ポムロール好きのソムリエもおっしゃってましたが、抜栓のタイミングがつくづく難しいワインだと思います。82、83は直前でいいのですが、93は(一人グラス一杯なら)早くても一時間ぐらい前に抜栓するのがいいと思います。今回、移動と搬入の関係で93も直前に開けましたが、グラスに注いで5分もすれば徐々に開き始めます。
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異なる土壌が混在するせいか、熟成に入るとなかなか本性を現さないレヴァンジルも、30分後には柔らかなトリュフ香が出始めました。1956年の大冷害で、多くのシャトーがブドウ樹を植え替えする中、蘇生を見守ったレグリーズ・クリネは濃密でこっくりとした味わい。レヴァンジルもレグリーズ・クリネも、まだまだベールをまとったような印象ですが、コンセイヤントだけはベールからしなやかな手足の指先まで透けて見えるかのようで、土壌の違いが明らかでした。
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二年前に飲んだトロタノワ83に感じた、壮麗かつ官能的でビロードのように滑らかさは、今なお面影を留めていましたが、やはり82ヴィンテージは凄かった。プティ・ヴィラージュ82は、見事な均整、甘く充実し、凛と上を向いた清々しい味わいは、明日への活力をもたらす命のお酒だと感じました。こうきたか!ポムロールますますやめられない!

<おまけ>
このワイン会の前に、自宅でグラスの準備をしていたら、棚の一番上に収納していたワイングラスが倒れて割れ、その破片が自分にめがけて落ちてきました。幸い、ツラの皮が厚かったのか、ほっぺに刺さった小さい破片を取り除いたところ外傷なし。ところが、腕に深くガラスが突き刺さり(ピンクの組織が見えるほど)、1cmほどパックリ切れてしまいました。縫うほどでもないし、跡が残りそうでどうしようかと、いろいろ調べていたら、キズパワーパッドなる特殊な絆創膏があることを知りました。

子供の頃、怪我をしたら消毒して乾かしてカサブタにして治すのが当たり前だと思っていました。ところがこれは、「キズ口を清潔にし、そこから出る体液(滲出液)を保つことで痛みが少なく、キズを早くきれいに治す」のだそう。体液(滲出液)にはキズを早くきれいに治す力があるから、キズ口を乾かさないことがとても大切らしい。
※カサブタが出来てしまってからは使用できないなど、使用方法を誤ると悪化することもあるようなので、使用の際には説明書をよくお読みください。

1枚およそ80円ぐらいする、この高級な絆創膏を早速貼ってみたところ、四日目の今日、いつにない早さでキズが治っていくのを実感しています。 負傷した翌日、遅いかなと思いつつも、まだ体液が出ているのでいちかばちか試してみて良かった。メルローもキズも適度な潤いが必要なのね、と思った今日この頃でした。

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