※文末にお知らせがあります。

多種多様なリースリングの魅力と、愛好家の輪を広げる恒例イベント「第6回 Riesling Ring Tasting 2014」が、先週の金曜日パレスホテルで開催されたので、今年も張り切って参加してきました。

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今アメリカを中心にリースリングがブームですが、仕掛けたのは「Summer of Riesling」という活動の発起人であり、NYのワイン業界で有名なポール・グレコ氏で、来日された氏の熱いスピーチを聴きながら試飲しました。参加者の皆さんは「Summer of Riesling」のフェイク・タトゥーをされたり、例年以上に盛りあがったみたいです。

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各国から約200種類のリースリングが集結。ヴィンテージについて、2012は少し華奢で酸味が目立つ印象。アルザスワイン委員会のブースで特にそう感じました。ドイツも辛口の場合は、生産者を吟味する必要がありそうです。ゼルバッハ・オスターのQbA辛口2012(飯田)は2千円ほどですがよく出来ていました。

2011年はバランス良くまとまって今楽しめるものが多かったように思います。2010は長熟ワインが多く、2009年産がほの甘だったツィント・フンブレヒトのランゲン・ド・タン クロ・サン・ユルバンも、2010年産は力強い辛口に仕上がっていました。ドメーヌ・メルシオルのフランクシュタイン2010もすごいポテンシャル。

アンソニー・ロードや、ハーマン・J・ウィーマーなど、今年もGO-TO WINEのNY産ドライリースリングが話題を集めていました。Vin Gohanでもお世話になってるNZワイパラ・ヴァレーのペガサス・ベイ(ヴィレッジ・セラーズ輸入)はいつ飲んでも美味しいです。NZ産ではラック・コーポレーションのリッポン(セントラル・オタゴ)やピラミッドヴァレーヴィンヤード(マールボロ)も目を引きました。

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このイベントの第二部(一般の愛好家対象)人気投票で選ばれたワインが、2014年5月7日(水)~11日(日)三越伊勢丹で販売されるそうです。ドイツ・モーゼルの生産者アダムのオルツリースリング・ドローナー2012(ラシーヌ輸入)は人気ありそうだなと予想しています。

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<お知らせ>
第10回記念ドイツワインフェストが下記の通り開催されます。当日は私も注ぎ手としてお手伝いさせていただきます。今回は定員を越える応募が予想され、参加は抽選(発表は5月半ば)になるかもしれませんがご興味ある方は是非。

第10回記念ドイツワインフェスト
2014年5月31日(土) 14時~16時
場所:ドイツ大使館内
詳細、ご応募はこちら 
 
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