前もちらっと言いましたが、食べ歩きやワインよりも前から、伊豆・箱根の旅館めぐりにハマッていました(良かった順にベスト10は、仙郷楼、あさば、清流荘、佳松、運龍、桜岡茶寮、あせび野、柳生の庄、嵯峨沢館、吟遊)。結局、池尻大橋から宿の前までバスで直行できるアクセスの良さと、泉質、料理、コスパから、リニューアル後の「仙郷楼」に行き着きました。そんな訳で伊豆箱根はもうお腹いっぱい、最近はめっきり足が向かなくなりました。

このGWも、ただ新緑のマイナスイオンを身体いっぱい浴びたくて、なんならいっそキャンプでも良かったのですが、奇跡的に宿が一室空いていたので、10年ぶりぐらいに奥多摩に出掛けてみました。

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昼間しっかり飲んで、新宿から鈍行電車に乗り、爆睡すること1時間半。青梅駅より先の御岳駅を降りて徒歩1分で宿に到着。近っ!

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渡り廊下を抜けて裏門をくぐれば
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そこはなんと御岳渓谷の大自然!ちょっとなに、このアクセスの良さ!気に入った!!この辺で別荘に手頃な空き家はないものかただ今検索中。

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大正14年創業の料理屋から始まったこの宿は、日本画の巨匠、川合玉堂もひいきにしていたそうで(看板の俳句と書は本人のもの)、木造の廊下はミシミシ鳴り、階段も急で、ちょっとした修学旅行気分が味わえました。山から水を引いているとかでシャワーの出も悪く、ゴミを減らすためティッシュも置いていない。人にはけしてお薦めできないけれど、私がこの不便さを心地よく感じたのは、古くても手入れが行き届き、部屋から絶景が望め、山と川の幸を活かした会席料理とご主人の人柄が気に入ったからでした。

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これはご主人の書

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翌朝、宿を後にし、多摩川沿いの遊歩道を歩くこと15分。

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「澤乃井」の小澤酒造に到着。

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蔵元見学の後は、多摩川のほとりに広がる「澤乃井園」という庭園でモツ煮、味噌コンニャク、蕎麦などをアテに、「きき酒処」から調達したお酒を飲み比べ(常時10種類用意)。

澤乃井は中硬水と軟水の二つの湧水を持っているため、お酒のタイプが実に幅広く、野菜料理から、豆腐料理、地元の川魚や山葵漬けまでどんなものでも愉しめそう。

2013 GW 家賀

澤乃井園にはバーベキュー席もあり、これからの季節最高ですよ!あー別荘ほしい。

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