今朝のアメリカVSポルトガル戦すごかったですね~。アメリカが執念で逆転を決めたのに、試合終了間際でポルトガルがまさかの同点ゴールで場内唖然。G組ヤバいですね、目が離せません。

さて、前回の白金台「ルカンケ」で思い出しましたが、私のチャリパトロール圏内にも充実の5千円コースを提供してくれる和食店があります。池尻大橋駅から徒歩すぐの「おぐら家」です。

最初に出された土佐酢ジュレ仕立ての先付を、どっかで食べた味だぞと思っていたら、「うちは魚介を徳島から仕入れています」というご主人の一言でピン!「青柳のご出身ですか?」と聞くと「はい、自分以外はみんな星とってますけどね」と笑いながら答えてくださった。

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先月伺った時の「初鰹のタタキ(藁焼き)」は素晴らしかった。東京でこんな鰹のタタキが食べれるとはねぇ。和食をよく食べ歩いている知人が、「東京の一万円関西割烹について言えば、結局本場には敵わない」と結論づけていまして、私も異論なしでしたが、この店はやってくれます。

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ご主人の生まれは山梨県だそうで、甲州ワインが充実(10種類)。日本酒がこれまたセンスいいんだ。コースが終わってもまだ日本酒を楽しんでいたら、関西人が泣いて喜ぶツマミをさりげなく出してくれ感激。

茄子とにしんの炊合せ

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初夏のコースを楽しみに今月も伺ったところ、しょっぱなに出てきた長芋の「おぐら家コロッケ」で意表をつかれました。ラベル同様、味も色気ムンムンの秋田「花邑」純米酒と好相性。さすが十四代の弟子。

2014-06-21

真子鰈の刺身は今日入荷、一週間熟成、昆布締めの三種盛り合わせで。刺身に「東北泉」を合わせるのが今お気に入り。

鱧の出汁のお椀も繊細。

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「栃木 那珂川の天然鮎」にはビールが合うと添えてくれたり。苔を食べる天然の鮎は口が大きいのが特徴。よく釣りに連れてってくれた従兄弟の兄ちゃんが言ってたっけ。

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「鮑、蛸、茄子、里芋の冷たい炊合せ」には、ふくよかで適度なキレのある広島「加茂金秀」の辛口夏純米が格別。

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「和牛カイノミのタタキ」の後は、

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「コーンとイカの炊き込みご飯」。前回の「鯛めし」も良かった。

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「日向夏のシャーベットと青梅」にいたるまで奥ゆかしく涼を感じる和食。一品料理も気になるし、また来月も行こうっと。

旬菜 おぐら家
TEL 03-3413-5520
東京都世田谷区池尻2-30-13 ケイビル1階





 
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