先週開催したワイン会、【第74回Vin Gohan「ルイ・ジャド」@ターブル・オギノ】のご報告です。

池尻大橋の人気フレンチ「オギノ」の系列店であり、シャルキュトリーをはじめ豊富なフレンチデリがテイクアウトできる代官山「ターブル・オギノ」。店頭には美味しそうな惣菜がズラリ。

2014-09-05

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二階にはイートインできるスペースがあり、今回はそこを貸し切りさせていただいてのワイン会でした。駅近の、このスペースを独占できるなんて、ちょっと贅沢でしょ。奥にもテーブルがあり作業もしやすいです。リーデルのグラスを12脚お借りして、24脚を搬入。

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いやぁそれにしても参加者一同、度肝を抜かれましたよ。ターブルオギノの太っ腹さに。

とてもじゃないけど食べきれない!!

サービス精神旺盛な大阪でさえも、こんな飲食店は恐らくないと思う。下記の画像、普通の皿に見えますが、すべて50~70cm皿ですから。自分がちっぽけに思えましたね。

期待していた、一番大食いの肉食男子が、この日に限ってステーキランチを食べてきたと。ダメよ、ダメダメ!甘く見てましたね、ターブル・オギノを。

20人のパーティーでもいけそうな豪快な量に終始圧倒されっぱなしですが、どれも丁寧な料理で二度ビックリでした。

まずは20年熟成のクレマンダルザスに合わせて下記の前菜が並びましたが、普通はこの時点でご馳走様となる満足度と量。

グージェール
ガスパチョ
自家製ベーコンと自然栽培野菜のサラダ 温泉玉子添え
野菜とソーセージ 二種類のキッシュ
カレー風味のマカロン
パテ・テリーヌの盛り合わせ

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「野菜の重ね焼き」
上げ底ナシのぎゅうぎゅう詰め。野菜の甘味がたまらない。

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「ハチノスのトマト煮込み」
このスプーンがお玉なみの大きさ。
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「ブーダンノワールとソーセージ」
どちらも主役級の美味しさですが、この辺りで意識が遠のき始めました。

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「ブルターニュ産鴨のコンフィ」
わかるかなぁ、わっかんねぇだろうなぁ。この皿の大きさと量。鴨を目で食べたのは初めてです。

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以上の料理が一人6,000円というから驚き。下記のワインを含め、会費一人15,000円。

1. Seppi Landmann Cremant d'Alsace Brut Vallee Noble Millesime 1993 ×2
2. Beaune 1er Cru Bressandes Blanc 2003   (Gagey)
3. Beaune 1er Cru Greves le Clos Blanc 1990 ( 〃  )
4. Champ de Cour 2005
5. Clos du Grand Carquelin 2005 (Gagey)
6. Chatau des Jacques 2009
7. La Roche 2009
8. Clos de Rochegres 2009
9. Savigny Les Beaune Clos es Guettes 1997 (Gagey)

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ブルゴーニュの名門「ルイ・ジャド」社が、ボジョレー地区ムーラン・ナ・ヴァン村で最も歴史あるドメーヌ「シャトー・デ・ジャック」を1996年に購入、5つの個性的な畑を、それぞれ単独で醸造しています。
 
通常ボジョレーのワインは、マセラシオン・カルボニック(or セミ・カルボニック)という醸造法を用いますが、ここではコート・ドール地区のピノ・ノワールと同様に、除梗し開放桶に入れ、櫂棒で突きながら醸し発酵させています。これにより一般的なボジョレーとは一線を画す、力強く長熟なワインが生まれます。

シャトー・デ・ジャックのワインを目隠しで飲んで、誰がガメイと答えるでしょうか。5時間前に抜栓して何とか間に合ったほどの大物ですよ。急きょ、飲む順番を入れ替え、線の細い2005年を、凝縮した甘い2009年より先に飲んでいただきました。

2005年はどちらも繊細でしなやか。グラン・カルクラン2005はフランボワーズやキルシュが香り、骨格と弾力、重心がやや低めでピノのような艶があります。前半、グラン・カルクランの方が良いと思ったのですが、時間と共にシャンドクールのフィネスに魅了されていきました。

シャンドクール2005は、微かにパフューム香、清涼感がありタンニンも細やかでスルスルと流れていく。心地いい舌触りとは裏腹に、冷たく無機質で媚びない美しさがあり、花崗岩土壌の特徴がよく出ていました。

シャトー・デ・ジャック2009はいわば村名。今、一番飲み頃で甘く柔らか、「一番好き」と答えた人もいました。

ラ・ロッシュ2009はスミレや桃のコンポート、注ぎ立ては非常に硬質でしたが、時間と共にミネラルが旨味を引き出し、なんとも言えない蠱惑的な味わいへと変貌。

ロシュグレ2009の厚みと粘性、スケールは、ジュヴレ・シャンベルタン一級畑と見紛うほど。鉄っぽくワイルドで、ガメイだと思ったら笑えてきた。数十年熟成したら一番化けるのは間違いなくこのワイン。でも現時点で一番素晴らしいのは、シャンドクールとラ・ロッシュかな。

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という訳で、皆様ご参加誠にありがとうございました。

次回は10月30日「熟成カリフォルニア」で開催します!今年の締めくくりに相応しい内容です、どうぞお楽しみに!まもなく告知致します。

ターブルOGINO 代官山本店
東京都渋谷区代官山町14-10 Luz代官山1F-2F
TEL 03-6277-5715  






 
 
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