いよいよ週明けに引っ越しが迫ってまいりましたので、東京からの最後の投稿とさせていただきます。

先週末、ペリエ・ジュエの豪華シャンパンと共に開催された「ルグドゥノム・ブション・リヨネ7周年記念特別ディナー」に参加してきました。右がシェフのポコさん。

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神楽坂にも行っておきたいなぁと思っていたところに、まさか、東京で好きなフレンチベスト5に入る神楽坂「ルグドゥノム・ブション・リヨネ」のこんなイベントに参加できるなんて。誘ってくれたSさん、本当にありがとう!おかげで素敵な思い出ができました。

ジェロボアムとマグナムのシャンパンサーベルを見守る参加者。

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ほな、行きますよ~
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シュポッ!
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お二人ともデカボトルが似合いますね。

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食堂を思い描く“ブション”という店名から想像できない料理が繰り広げられました。料理にはすべてフランス スチュリアの熟成キャビアを使用。そしてキャビアとの相性はヴィンテージシャンパンにこそ発揮されます。

「カニとパクチー、燻製した自家製アンデュイユとキャビア」
グランブリュット ジェロボアムNV ジェロボアム
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「ウイキョウのピュレ、野菜のジュレ、雲丹、リンゴのコンポートとキャビア」
ベル・エポック マグナム2004

本来ならもう熟成感が出てくるヴィンテージなのにまだ若い。でもアプリコットが香る、柔らかな2004年はリラックスして楽しめる。そしてこの料理、何杯でも飲めてしまう。

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「タラバ蟹、舞茸、枝豆  タラバ蟹と昆布のコンソメとキャビア」
ベル・エポック 2002

2004年から一転、緊張感をもって味覚が一気に中心に集中。2002のシルエットの美しさにホレボレするも、味覚の充実度は2004マグナムが上。カボスがいい繋ぎ役するんだわ。

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「宮崎産ハタ 色々な貝 シトロネル風味とキャビア」
ベル・エポック ブラン・ド・ブラン 2002

やっぱりワインもシャンパンも単一品種が好きだなぁとしみじみ。あちこちから「飲みやす~い♪」の声が聞こえてきたけど、ほんとにピュアで流麗、見事な骨格。魚介のダシを乳化させた旨味の強いマリニエールにも負けない。ポコさん天才、来世はお嫁さんにしてくださいね。

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「バニラ風味のパンナコッタ ブラックベリーのキャビア仕立て」
ブラゾン ロゼNV

パンナコッタだと、なんてこった!冷やしたオイルに一滴ずつ垂らして急速冷却したのだそう。キャビアそっくりだけど、なんて気の遠くなる作業。でもポコさんのこうした細やかな仕事は、コースを通して随所に感じられました。

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ブションの伝統を大事に、斬新で上質なテイストを取り入れたポコさんの店は、神楽坂の街にとてもよく似合います。今年の夏を締め括る最高のディナーとなりました。

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この日はちょうど毘沙門天のお祭りでした。大阪にはこんな兄ちゃんばっかりだろな。ちょっと楽しみ。
2014-09-14

TEL 03-6426-1201
東京都新宿区神楽坂4-3-7
 
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