連休だった先週末、世界各地から500のブランドを集めた業界関係者対象の見本市『ヴィネクスポ・ニッポン』がザ・プリンス・パークタワー東京で開催されたので、初日に行ってきました。

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ワイン愛好家のためにエノテカと伊勢丹でも催しがあり、夜はガラディナーやグラン・ヴァンのチャリティー・オークションも開催されたようです。

身に着けたいほど美しいシャトー・デスクランのロゼ。もう少し安ければねぇ・・・。
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ネルトのシャトー・ヌフ・デュ・パプ キュヴェ・カデットは好きなワインで、2009は意外にも、赤系果実を感じとれるエレガントな出来。複雑、エキゾチックでスモーキー、今からでも十分楽しめます。

コマーシャル・ディレクターのクリストフ・ブリスティエル氏と。

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ドウロ・ボーイズの一人「キンタ・ド・ヴァレ・メアン」のモダンなトゥーリガ・ナショナルにうっとり(真ん中)。

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サルディーニャの「CALASETTA」も面白い。どれもカリニャーノ100%なのに、全くスタイルの違う4タイプのワイン。一番個性的なTupeiが気に入りました。

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ドイツのブースでは赤も素晴らしかったのですが、一番目を引いたのは「フックス醸造所」のシャルドネ中辛口(アルコール12%, 残留糖度11.7%, 酸度9g/l )。これが家の冷蔵庫にあったら夕食がどんなに楽しいことか!

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シャトー・クーティネルのフロントン(ネグレット100%)も食事向きですよ。焼いた肉が欲しくなる、甘く豊富なタンニン分。

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ヤラ・イエリングはボルドーブレンドが秀逸ですが、ピノもすごいんですね。アニスが香る滑らかな口当たりはエロくて、濃いですが染み入るような深みもありインパクト大。

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この日出ていたブルゴーニュより良かったのが「ソラリス 信州シャルドネ・マセラシオン・リミテ 2010」3,500円。この格上の「信州シャルドネ 樽仕込2013」は、若いエールダルジャンのように樽香が支配的で、むしろステンレスで醸造するこのワインの方がフレッシュでいい。赤のユヴェンタも素晴らしい。

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ラギオールのダブルアクション(試作品)。商品化してほしいですね。

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お気に入り「マイィ」のブラン・ド・ノワールにもご挨拶。最高級レンジの「レ・エシャンソン2004」はヴィンテージを疑ってしまう複雑味とスケール。「キュベ・ラントンポレル2008」はコクをしっかり備えながら、グラスから弾け出す華やかなトロピカルフルーツに、思わずジャン・フランソワ・プレオ社長と握手。

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その後、大阪行きの新幹線に乗り込み、一週間の東京滞在は慌ただしく過ぎ去ったのでした。






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