先日、東京から友達がやってきたので、美味い店を案内することになりました。大阪はフレンチやイタリアンが良いと薦めると、「大阪にしかない料理が食べたい」と。

ああついに来たか。 外食で“粉もん”を頑なに避け続けてきた私も、腹をくくる時が。

ならばと、コース料理とマニアックなグラスワインが評判の、お好み焼き屋の皮を被ったワインバー「パセミヤ」に電話してみたが、遅い時間帯まで満席とのこと。残念。

よーし、こうなったら大阪名物タコ&カニ合戦だー!!

という訳で、まず向かったのは明治12年創業の兵庫県香住「北由商店」が経営する居酒屋「香住 北よし」。大阪にいた20代の頃、よく香住まで松葉ガニを食べに行ったっけ。蟹を食べるなら城之崎温泉ではなく、香住の民宿です。

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足を踏み入れると店内は、「蟹すき」の湯気とほろ酔い客の熱気に包まれ、外の寒さが嘘のよう。まずは熱燗と蟹ミソの甲羅焼きであったまる。甲羅焼きの後は、甲羅酒にしてくれ二度嬉しい。

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新鮮な甘い香住エビ。頭は後で焼くからと言われたのに食べてしまい怒られる。
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ニース風サラダのノリで「へしこと温泉玉子のサラダ」。惚れてまうやろーのノリで、飲んでまうやろー。
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生で食べられる香住の松葉ガニを炭火焼にするのが通なのさ。甲殻類の殻は焼くためにあると言っても過言ではない。

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蟹の身が、ぷっくりと膨らんできたら良い頃合い。松茸と共に三杯酢で。日本人で良かった、大阪に来て良かったと思えること間違いなし。もはや友達そっちのけで楽しんでいる自分がいました。

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北よし
TEL 06-6881-0181
大阪府大阪市北区天神橋5-4-5 菅北ハイツ102-B


ちなみに「北よし」は、日本一長い商店街「天神橋筋商店街」(全長2.6km)の脇にあるのですが、とにかく大阪は商店街の多いこと!次に向かった「たこりき」も、やはり空堀商店街の脇にあります。空堀商店街の周辺には、戦火を逃れた古い町並みが点在し、古い民家を改築した個性的なショップが沢山あります。東京でいうところの中目黒でしょうか。

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たこ焼きワインバー「たこりき」
 
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店に入る前にどうしても言っておきたいのが「ソースにワインは合わない」ということです。どうしても合わせたいなら、コートデュローヌやモンテプルチャーノ・ダブルッツォなど、気軽な赤でいい。でも繊細な泡や白に合わせるなら、こんなタコ焼きがお薦め。

「たこりき」のタコ焼きは、昆布と鰹ダシを効かせ、ゲランドの塩と本味醂だけの味付けにこだわっているので、シンプルでいて味わい深く、飽きずにいくらでも食べられます。
冷凍たこ焼きの通販あり

リシャール・シュルランのシャンパンも、エミリアン・ジレのヴィル・クレッセ2010も、プレーンのダシたこ焼きが優しく寄り添います。愛くるしい見た目とは裏腹に中はアツアツ、火傷に注意。

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たこ焼き以外の料理も丁寧で、食事にもお薦め

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ビオのカリニャンに合わせて・・・

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「醤油マヨ」にチェンジ。マリボーとラクレットの「塩チーズ」も試してみたけど、また「醤油マヨ」に戻る。

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なんでしょう、お酒と会話のジャマをしない、このニクい存在は。鮨とラーメンの次に世界に飛び出すのは、ダシ醤油のタコ焼き以外考えられなくなってきました。

友達と話し込んでいたら、なんと年の数だけ食べてしまったのですから。ソース味も一応頼んだけどやっぱ違う、醤油マヨに決まり。昼から通しで営業してるのも有り難い。

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皆さん大阪に来なはれ!

たこりき
TEL 06-6191-8501
大阪府大阪市中央区瓦屋町1-6-1
 
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