周囲にファンが多くて気になってた店で、ジュヴレの'66を開けるので来ませんかと、嬉しいお誘いをいただいたので昨夜行ってきました。北浜にあるビストロ「ラ・トォルトゥーガ」です。

バルセロナ日本領事館やエクアドル大使館など、数々の経験を持つ萬谷浩一シェフの料理は、噂どおり凄いボリュームですが、塩加減優しめで仕事が丁寧。ワインの持込料も良心的とくれば、ファンにならない方がおかしい。

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前菜盛り合わせには、帆立の入ったピペラード、鰯のエスカベッシュ、チーズ濃厚なキッシュ、年季を感じるパテなど、どれも美味しく大ぶりで、頬張る幸せを感じます。

今回、図々しく4本のワインをご馳走になりました。まずは、

エルヴェ・デュボワ ブラン・ド・ブラン グラン・クリュNV
飲み口はブランドブランらしい純粋さと甘い蜜を感じるが、飲み込んだ後に味を縁取る厚いミネラルがくっきりと浮かび上がる。長熟で食事向きだが、単一品種とは思えないコクがあり、今からでも楽しめる。さすがグラン・クリュ。数時間後、グレープフルーツのコンフィや甘いビスケットも香る。


帆立と穴子のグリエも仰天のボリュームですが、軽やかであっという間に完食。

合わせたのは、
サヴィニー・レ・ボーヌ・ブラン1998/シモン・ビーズ・エ・フィス
この造り手のは締りがなく、サヴィニー白としては物足りなさをいつも感じていたが、1998の鉄っぽい収斂性が上手く作用し、良好な熟成と相まって魅力的。上品なシェリー香がどんな料理とも寄り添う。

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鴨もほんとデカいけど、ペロッといけちゃう。
ジュヴレ・シャンルタン コンブ・オー・モワンヌ2002/フィリップ・ルクレール
勿体無いお化けがでそうなほど若い。この年はコンブオーモワンヌでさえも清涼感溢れる。

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まるでケンタッキーバーレルのようにホロホロ鳥を鷲掴みかぶりつく。

ジュヴレ・シャンベルタン1966/ノニ
こんなマニアックなワインを状態良く仕入れるインポーターはやはり…名古屋の岩田先生だった。世紀のヴィンテージ1966を見事ゲットした姉御、これからもついて行きます。50年経っても今尚初々しく、飲む者をまったりと甘美な世界に誘う。昔のネゴシアンものは素晴らしい。名古屋までワインを教わりに行ったあの頃がムスクの香りと共に懐かしく蘇った。

縁というのは面白いですね、なんとシェフの生まれ年が1966年だったのですから。

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素敵な姉御お二人に大阪のワイン流儀を教わり、実に有意義な夜でした。美味しいワインをご馳走さまでした。次回は私がご用意します。もしくは身体で返します。ウフッ♪

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ラ・トォルトゥーガ
06-4706-7524
大阪府大阪市中央区高麗橋1-5-22

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