東京に行く楽しみといえばやっぱり「鮨」。渋谷のホテルに泊まっていたこともあり、外苑前「海味」を予約していたのですが、突然ご主人から電話があり、やむを得ない事情につき急遽休ませてほしいとのこと。

それならばと、立地柄、とても行きづらかった新橋「鶴八 分店」に背中を押されるように予約を入れました。なぜなら、オヤジの聖地「ニュー新橋ビル」の2階にひっそりと隠れているからです。

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人生初の「ニュー新橋ビル」は、大阪を知っている私でも刺激的でした。入口を入ると1階にはパチンコ屋やレトロな喫茶店が並び、さらに、中国系マッサージ店がひしめく2階フロアーを通り抜け、駆け込むように入店しました。

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「新橋鶴八」で長年修行された五十嵐さんが昨年独立、ここ「新橋鶴八 分店」をオープンしました。本店にはまだ行けずじまいですが、本店の流れを汲むという大ぶりの鮨を楽しみに来ました。ちなみに新橋の名店「しみづ」は兄弟子にあたるそう。

さて、まだ5月だというのにこの暑さ。暑い日はテラスでシャンパンより、ひんやりと冷たい貝を鮨屋で摘む方が幸せな私。というわけで、今が旬の貝をとことん堪能させていただきましたよ。

期待通りの鮑の塩蒸し。塩加減しっかり、平目も旨い。

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炙ったミル貝を惜しげもなくドドーン。切なくなるほど香ばしい風味。貝の女王さまやね。
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穴子。「加賀鳶」を何合お代わりしたことやら。
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煮蛤は衝撃過ぎて身悶えしました。何この絶妙な甘辛さ。キンと冷えてたまらんでしょ。これ目当てにまた来ちゃうな、マジで。

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とり貝。これも肉厚。
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その後、大ぶりの握りを思い残すことなく頬張っておきました。ツマミの煮蛤と並んで、小肌と穴子の握りが忘れられない。勿論目利きのなせる技なんでしょうけど、このレベルの鮪が食べられるのは悲しいかな、やはりここ東京だけ。
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ヅケ以外の鮪は、普段テンション上がらない私でも、この巻物は瞬殺でしたね。蛤の吸い物も◎。
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口数少なく、物腰柔らかなご主人に癒されつつ、ガツンと記憶に残る鮨を食べたければ是非。ツマミも設えもシンプルなので、鮨オタクにお薦めします。今ならまだ会計も良心的ですよ。

新橋 鶴八 分店
東京都港区新橋2-16-1-204
03-6206-6886


その後、偶然みつけた超ディープな日本ワインのバー「3丁目のうさぎ」で一杯飲み、人生初のゴルフバーに行きました。

10年ぶりにゴルフしてみたのですが、堅い身体がほぐれるまで30分かかりました。なかなか飛ばないと思ったら5番アイアンの「5」と「S」見間違え、ずっとサンドウェッジで打っていました。てゆーか、気付けよ。

友達が撮影してくれたので動画アップしてみました。変に動画慣れして困りもんですね。
 ↓  ↓  ↓ 
https://youtu.be/HsrR1qpp8mU
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