20年前に大阪を出た後、半年ほど奈良の学園前にも住んでたことがありました(あちこち出没しとんな)。奈良といっても難波から急行で25分の便利で閑静な住宅地です。

その一つ隣の富雄に、 古いレンガ造りの建物をリノベーションした「アコルドゥ」というモダンスパニッシュレストランがあり、遠方からのお客も絶えないと評判だったよう。

ふとその店のことを思い出し調べてみたら、建物の老朽化のため、いつのまにやら閉店しているではないですか。

国内のホテルで長年フレンチを学び、スペインの星付き「ムガリツ」も経験された川島オーナーシェフは現在、大阪・中之島に一昨年出店した「ドノスティア」で、スーシェフと共に活躍しておられるそう。

そうなんです、「ドノスティア」は気軽に立ち寄るにはクオリティ高過ぎなバルでした。

というわけでやってきましたのは、東京日本橋によく似た大阪中之島。

Xperia Z3で撮影
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ちなみに中之島ダイビルにはパセミヤも入りましたね。

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そして「ドノスティア」は、その隣のダイビル本館の1階に入ってます。旧ダイビル本館を復元したという吹き抜けのエントランスホールは見る価値あり。

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さて、この日は神戸を歩き回ったので、席に着くなりキリンの「一番搾り」と「スタウト」の〝 勝手にハーフ&ハーフ ″から始めました。黒板メニューから直感でいくつか注文。

最初は定番メニューで軽くジャブ。といってもなんか違う、ことごとく垢抜けてます。「巻貝のブルギニヨン」のエスカルゴバターもマイルドで爽やかだと思ったら、ニラを使っていて、むしろナッツとオイルにはこっちなのよ、とか。アモンティリャードと合わせて。
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「焼きナスの鶏削り節」
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「帆立とバナナのソテー 小松菜のクロロフィル」
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「奈良の合鴨」には純米酒「春鹿」を
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料理がどれもこれも素晴らしいだけに、一つ残念だったのは、グラスワインのチープ感。ボトルも3500円均一で用意してますがどうなんでしょ。

まぁ、シェリーや春鹿の他に、ペルー生まれの「ピスコサワー」まで置いてるので、個人的には何ら問題ありませんでしたけどね。

四人なら窓際のテーブル席に是非。

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ドノスティア
TEL 06-6136-5500
大阪府大阪市北区中之島3-6-32 ダイビル本館 1F
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