さぁ、待ちに待った料理が運ばれてきました。
新潟県 網捕り真鴨のサルミソース(血のソース)

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一口食べ言葉を失いました。

ヤバイこのサルミソース、とても旨味濃厚なのに、食感はさらりと軽やかで、永遠にあとを引く中毒性があります。

薄くスライスした胸肉は、ほぼ生に近い火通しで、そのネットリとした質感が、サルミソースと絡み合い、とてつもなく官能的。

鴨がない時期は、鳩で提供するという人気のサルミソース、なかには9週連続で食べに来たお客もいるらしいが、ヤラれちゃうのも無理はない。

付け合わせのドフィノワ、ジロール茸とトランペット茸のソテーが、これまた絶妙にサルミソースを盛り上げるんだわ。

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合わせたのはギィ・ド・バルジャックのコルナス1983。コルナスについては、以前詳しくレポートしてますのでご参考ください。

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ジビエと好相性の1983は、見つけたら買う大好きなヴィンテージで、自分のワイン会でも過去に何本出したか分からない。

鉄、色気、哀愁の83コルナスとサルミソースが、2015年を締めくくる感動のマリアージュとなりました。

いろんな部位を焼いた盛り合わせには、エルミタージュを合わせたり、夢のような二股。

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サントモールに合わせてみたり

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最後、川崎シェフがテーブルまでフレンドリーに話しかけに来てくれましたが、すごい貫禄でビビりました。サービス担当の方も不慣れながら誠意が伝わり、何度でも通いたくなるレストランです。

アラジン
東京都渋谷区恵比寿2-22-10
03-5420-0038

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