旅籠・寺田屋で起こった寺田屋事件は二つあります。薩摩藩士が同士討ちをし多数の死傷者を出した事件と、その四年後に起こった龍馬襲撃事件です。
※ ちなみに龍馬が暗殺されたのは近江屋事件。

龍馬襲撃事件は、1866年1月24日未明に起こりましたが、私がここを訪れたのは1月17日。おしい！




ガイドさんは、事件当時、まるでそこにいたかのように、臨場感たっぷりに解説してくれました。




龍馬のいる部屋に踏み込もうと、奉行所の役人たちが寺田屋を取り囲んでいた、ちょうどその時でした。




ここで働いていた龍馬の妻・おりょうは入浴中だったそう。外の気配を察知したおりょうは、




二階にいる龍馬に知らせるため、裸でこの階段をかけ上がります。




三吉慎蔵といた坂本龍馬は、すぐさま刀と拳銃を身構え、かけ上がってきた役人たちと応戦。




ここが龍馬たちのいた部屋。




部屋には弾痕や刀の傷が残っています。




屋根から逃走した龍馬達は、川沿いにあった木材屋に隠れました。もう逃げ切れないと諦め、切腹しようとした三吉慎蔵を龍馬は止め、薩摩藩邸へ行くよう指示します。




左手を切られ、おびただしい出血をしていた龍馬は、その場に残りました。




龍馬に危険を知らせた後、薩摩藩邸へ知らせに走ったおりょうと三吉慎蔵によって、龍馬は無事救出されます。




最強のコンビに伏見のお酒で乾杯しましょう。

てゆーか、日帰りの旅なのに、どんだけ引っ張るねん。