昨夜、大阪泉州の貝塚まで遠征してきた。
貝塚駅から数分歩いて角を曲がれば、格式ある門構えが見えてくる。冷たい雨に震える我々を「花祥」は温かく迎えてくれた。 ご主人は「招福楼」出身だそう。厨房を一人で切り盛りしているため、お客は二組のみ。 それを支える女将さん(お母さん)はお年だけど、上品で優しく、この店の料理から受けた印象そのものだった。 料理は薄味で大変繊細、素材への並々ならぬこだわりを感じた。 本ミル貝と花山葵の酢の物 桑名の蛤と筍のお椀は、鰹出汁をしっかりと効かせているが、上手く調和していて好ましい。 image
なかでも衝撃だったのが、ご主人が和歌山で買い付ける鯛の刺身。 ぺろぺろのりちゃんも同じこと書いてるけど、今までの鯛は何だったのかと考えさせられた未体験の美味さ。 乱暴な例えになるが、生の海老や蟹に感じるような、細胞がプチプチと弾けるような食感。 ご主人を質問攻めにしたけど、なぜこうなるのか分からない、誰か教えて。とにかく素晴らしい目利き。 アオヤギ、いいだこ、雲丹、からすみ、鴨、どれもこれも絶品で、三人でお銚子8本以上飲んだかもしれない。 image
宍道湖の白魚とタラの芽の天ぷら、熊本牛など。 image
山海の幸を盛り込んだ「ちらし寿司」に悶絶。 ご一緒した友達がわざわざ唐津のお猪口まで持ち込んでくれ、ウンチク話に花が咲き、最高に楽しい春の宴となった。 image
果汁をふんだんに使ったポンチ 甘さを極限にまで抑えた桜餅とおうす 最後まで鮮烈。 image
大阪にお越しの際は、関空からすぐのこの店に是非。
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