兵庫県の苦楽園口「鮨 たかまさ」で、第2回異業種交流ワイン会を開催した。
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ここのご主人は、三種類の酢飯を操る江戸前鮨としてブログで度々紹介した北新地「おおはた」の後輩さん。

なので握りも高いレベルで安定感あり、特にここの酢飯はシャレじゃないけど、鯵とコハダで光っていた。

なかでも、つまみが全般的に素晴らしく、ワインの勉強に熱心な女将さんもいらっしゃるし、酒飲みならかなり楽しめるはず。


さて今回も自分は名ばかりの主催者で、簡単なワインの解説&お世話のみ。

ワインは各自持ち寄っていただいたが、今回も興味深い比較とマリアージュが待っていた。

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予想ではリースリングだらけだろうと、外して持っていったのに、なんとゼクトが1本だけ。貴重!貝柱の酢の物、雲丹の握りとバッチリ。

私が持参したジャン ポール ドロワンのシャブリGC ヴォーデジール1999とアラン ヴォージュのサン・ペレ1999 (品種マルサンヌ) は予想どおり魚介全般に大活躍。

基本何でもOKだが、マルサンヌは特に柔らかい新イカに車海老、鰆の西京焼きと抜群。

シャブリは、鰹タタキの藁の香ばしい皮目とハナマル。

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鰹タタキの身には、シャンパーニュ地方のレアな赤ワイン、ジョルジュ ベッセルのコトーシャンプノワ2006と。

このワイン、色は澄んだセクシーなルビー、味はドライで流れの良いクールビューティ。小肌とこれ以上の相性はない。

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マリアージュの最後を締めくくったのは、ブルグイユ赤 グランモン1996 (品種カベルネフラン)と穴子!興奮。

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ワイン単独では、先ほどのシャブリ特級と、フィリップ・パカレのサントーバンの比較が面白かった。

サントーバンの中でも、最も硬質なダン ド シヤン2011ですよ!ピュリニーのシャンガンと地続き。ワインヲタさん羨ましいでしょ。


今回も女税理士さんや、輪島塗店のご夫婦など、ワイン以上に楽しい顔ぶれで、店貸切の大盛り上がり。

皆さん、ありがとうございました!!




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