こんな変態シェフの店を探していたような気がする。
福島「ミチノ・ル・トゥールビヨン」

ベテランシェフの店なのに、恥ずかしながら知ったのは、つい最近のこと。

10年ぐらい前、フードビジネスのスクールに一年通ってて、その時の講師が通ってると知ったのがきっかけ。

この店のことを一言で説明するのは難しく、ブログに書くのが億劫だった。

自分は以前から日本人の作るフレンチが好きなのだけど、その答えがここにあるような、そんな店と言えばいいだろうか。


クセのある生薬「甘草」のクリームが、オマール海老のカクテルと面白いように化学変化する。ドラピエのカルトブランシュと。

タコのフリットに、ビーツの生姜風味のマリネ。タコ焼きのシャレ!?と尋ねてみたら考え過ぎだったらしいが面白い。リースリングと。

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関西はすごい、高級魚マナガツオがフレンチで出てくる。サザエの肝と、根セロリのピューレで。ここからアルザスのピノ2015、素晴らしいヴィンテージ。

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梅干しの壺の底のオリで漬け込んだ豚の和出汁ポトフ。松茸の香りと、溶かしながらいただく梅干し入り発酵バターのコク、地味な見た目から想像できない緻密な料理。和食より和を感じる。

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この牛頬肉の煮込みが今までで一番かも。他の肉料理が見てみたい!

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マダム担当のデセールばかり褒められるとシェフはがっかりされてるらしい(笑)

でも本当に凄い、巨峰だけでこれだけ表現でき、なおかつ統一感を持たせていることが。

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この店が豊中にあった頃からの常連のリクエストで、ロカボメニューも提供しているらしい。

また絶対行ってみよう。




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