ミネルヴォワ、コルビエール、フィトゥ
ビストロに行くとまず探してしまう南仏ワインたち。

芳醇でたっぷりとしたこれらのワインは、素朴でガツンと旨いビストロ料理によく合う。

「このワイン好きなんです♪」

と言ったら、シェフがリストにない飲み頃ヴィンテージを出してくれた。

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ミネルヴォワ・ラ・リヴィニエール パンドラ 2008/クルビサック
(市場価格2,700円ぐらい、お値打ち度4.5、グルナッシュ主体に南仏品種)

さすがアルザスのマルク・テンペ。ミネルヴォワでさえも癒し系にしてしまう。

香りはけして強くないが、干しプラム、イチジク、ベリー、スパイスがほんのり。

凝縮したジューシーな果実味、タンニンもしなやかに熟し、難しいこと抜きにゆったり身を委ねたくなる大らかなワイン。

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店内のあちこちに隠れるエスカルゴのグッズ、字面がすでに美味そうな黒板の郷土料理の数々。

地元のファミリーやグループ客が多く、ご馳走を囲み、モリモリ突っつき合う姿が微笑ましい。

これぞビストロ、いい店だ。

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このワインには、カスレや仔羊、シェーブルチーズ(シャビシュー、セルシュールシェル)がよく合った。

世界初ブルゴーニュ種の養殖に成功した三重産エスカルゴも提供。

トイレもエスカルゴ攻め(笑)


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