介護ネタばかりなのでコーヒーブレイク。

新居から自転車で5分ぐらいのところに、こだわりコーヒー店「王子珈琲」があります。

自家焙煎のコーヒー店はあちこちあるのですが、ここでいただいた一杯が忘れられず、先ほど豆を買いに行ってきました。

最近お酒が弱くなりバーに行くこともなくなった自分にとって、まさに探し求めてたいたような場所。ワインバーのように居心地いいカウンター席でマスターのうんちくを聴きながら、まったりコーヒーが飲めるんです。

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メニューには、厳選された最高品質のコーヒーが30種類以上あり良心的。珍しいかき氷メニューも20種類ほどあります。

まったりするつもりが、コーヒー豆に関する疑問が嵐のように押し寄せて来て、記者会見のように質問攻撃してしまったのですが、マスターは嫌がらず丁寧に答えてくださいました。

忘れないうちに、備忘録としてまとめておこうと思います。

ちなみにこれまで愛飲していたのは「グリーンアイズ」のオーガニックコーヒーで一生このコーヒーでいくつもりでした。けれど深いコーヒーの世界を覗き見てしまいました。やばい。


珈琲豆知識

日本で流通している豆はアラビカ種ロブスタ種で、専門店で扱うのは高品質なアラビカ種がほとんど。

アラビカ種の原産地はエチオピアで、そこから世界各地に広がり、土地によって個性豊かに変化していった。現在、世界で栽培されているコーヒーの約7割を占める。

アラビカ種にはさらにいろんな品種があるのだけど、なかでもティピカ種ブルボン種が標高1000~2000mの高地で栽培され、病害にも弱く希少。


ティピカ:最も古い原種で他品種はここから派生したとか。栽培が難しい。綺麗な酸味があり繊細で香り高い。ブルーマウンテン、コナがその典型。

ブルボン:ティピカの突然変異種、ティピカより収穫量多い。まろやかで甘味がありバランスよし。


調べてみると、80年代半ばまで生産性重視で品種改良が進み、コーヒーの品質は劣化していたらしいが、近年は高級コーヒーが見直され、ティピカとブルボンの切り替えが進んでるみたい。最近のコーヒーブームは「ブルーボトルコーヒー」の影響だろうけど。

左がティピカ。右が交配種。
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「コーヒールンバ」の歌詞にも出て来るモカマタリは、独特の風味があり日本で根強い人気があるそう。イエメンの標高2000m以上のバニマタル地区で収穫される最高級品。

原始的農法と脱穀により品質のバラつきが多いらしく、本当に良いものは一握り。イエメン モカマタリ NO.9がそれで、これを扱うのは国内でも数店舗だそう。生豆は普通緑っぽい(右)が、モカマタリは黄金色をしている(左)。

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このシリーズもまた次回に続くと思いますのでよろしくどうぞ。


私が弾き語りした「コーヒールンバ」の動画も合わせて是非ご覧ください(笑)
動画はこちら

ウクレレ音が大きくて叫び声になってしまいお聞き苦しいですが。これをきっかけにマイク購入しました。

話はそれましたが、イイ店です「王子珈琲」。










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