要介護度によって利用できる介護保険サービスや入居できる施設が異なってきますので、まずは適正な要介護認定をもらわないといけません。

前にもお話した通り、介護認定は今すごく混み合っているので、認定調査の申請はなるべく早くしておいた方がいいです(申請は市区町村の窓口で)。

うちの場合、督促の電話を入れキャンセル待ちもお願いしましたが、それでも認定調査まで一ヶ月かかりました。

認定調査は、認定調査員が本人と面談の上、認定調査票をもとに調査を行い、主治医の意見書と共に審査にかけるのですが、正しく判定を受けるためにいくつかのポイントがあります。


その前にまず、要支援・要介護度の詳細です。

自 立
日常生活は自分でできる。
要支援1
日常生活は基本的に自分でできるが、入浴などに一部介助が必要。
要支援2
排泄や入浴などで一部介助が必要だが、改善する可能性が高い。
要介護1
立ち上がりや歩行が不安定。排泄、入浴などで一部介助が必要。認知症の兆候あり。
要介護2
自力での立ち上がりや歩行が困難。排泄、入浴などで一部または全介助が必要。または認知症がある。
要介護3
起き上がり、寝返りが自力でできない。排泄、入浴、衣服の着脱など全面的な介助が必要。または重い認知症がある。
要介護4
排泄、入浴、衣服の着脱など日常生活全般において全面的な介助が必要。または重い認知症がある。
要介護5
生活全般において全面的な介助が必要であり、極めて重い認知症がある。


要介護度によって支給限度額と自己負担額が異なります。本人の合計所得金額160万円未満なら1割負担で、それ以上の所得がある場合は2~3割となります。

支給限度額 / 負担額1割 / 負担額2割 / 負担額3割(月額)
要支援1 
 50,030円 /  5,003円 / 10,006円 / 15,009円
要支援2 
104,730円 / 10,473円 / 20,946円 / 31,419円
要介護1 
166,920円 / 16,692円 / 33,384円 / 50,076円
要介護2 
196,160円 / 19,616円 / 39,232円 / 58,848円
要介護3 
269,310円 / 26,931円 / 53,862円 / 80,793円
要介護4 
308,060円 / 30,806円 / 61,612円 / 92,418円
要介護5 
360,650円 / 36,065円 / 72,130円 / 108,195円

今まで高額な介護保険料を払い続け、ようやく恩恵を受ける時がやってきましたが、嬉しいやら悲しいやら複雑ですね。


さて、実際より低い介護度に認定されないために、面談の際にいくつかのポイントがあります。

まず、認定調査には必ず立ち会いましょう。

介護認定を受ける本人が女性の場合、面談で弱音を吐く傾向にあるらしいのですが、男性の場合、普段できない事もできると強がる傾向にあるらしいです。

うちの父がまさにその典型で、やたらオーバーアクションで元気さをアピールするので、家族はヒヤヒヤしました(笑)

そんなこともあるので、面談の際に出にくい症状だったり、本人の前では言えない症状は、箇条書きでメモにして調査員に渡すのがいいと聞いたので実行しました。

そのためには、当日調査員が記入する認定調査票に目を通して内容を理解しておく必要があります。

認定調査票はこちら

そして基本的なことですが、意見書を書いてくれる主治医や看護師さんとよく話をしておくのが大切だと思います。


以上のように認定調査が終わり、結果が出るまで2、3週間はかかるようなので、急いでいる人は要介護認定シミュレーターで前もって調べる方法もあります。当日の本人の状況や主治医意見書にも大きく左右されますが、参考にはなります。

うちの場合、退院が明日に迫り、施設入居の手続きを急がないといけないのに、今現在まだ認定結果が出ていないので、病院のソーシャルワーカーにお願いして暫定ケアプランとして施設入居手続きを進めてもらっています。

恐らく大丈夫だろうと皆が口を揃えて言ってくれてますが、万が一、介護度が満たなかった場合、また施設を探しなおさないといけないので、考えただけでも大変です。

つづく

母の絵手紙集より
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