コロナはどうやらピークアウトしたっぽいですね。


マスクの供給量が、コロナ前の2倍にまで増えたらしい。転売ヤー残念でした。
マスクが不足していたのもありますが、もともと天然素材が好きなので、これまでいろんな生地でマスクを作ってきました。
凝り性の私は、もうコロナはそっちのけで、マスクそのものと向き合っていました(笑)
春はフワフワで柔らかい国産ダブルガーゼ、夏は固めでさっぱりとした麻を使い、立体マスクは一個30分で作れるまでに上達しました。
この猛暑なので各社が冷感マスクを販売しています。
けれど我々のようなマスク職人は、それらには見向きもせず最高の生地を探し続けてきました。
こないだ手芸店を覗いてみると、ハンカチのような薄手の綿「リバティ」という生地が人気で、柄が目移りするほど豊富でオシャレ!
手芸店のお客の中には、服とマスクをお揃いで作って身に着けている人もいて、周囲から熱い視線を浴びていました。
でも私はちょっと違うなと思って、買わずに帰ってきました。
そして、こないだ父の浴衣を片付けていた時にピンときたのです。
日本製の最高級の「さらし」で作ってみようと!
早速手芸店へ行き、高級「玉川晒」を買って作ってみたところ、
これがもう最高!!

身体に巻くぐらいですから、肌触りがさらりと気持ち良くて通気性も抜群。まるでガーゼと麻のいいとこどり。そして丈夫なのがいい。
あぁ、なんで今まで気付かなかったんだろ!
あぁ、なんで今まで気付かなかったんだろ!
で、検索してみたら、達人たちはとっくにそれでマスク作ってましたわ。はよ教えてよ。

マスクを作りながら、「なぜ人はマスクを作るのか」を考えていました。
無心でモノづくりするすることで得られる充実や達成感は勿論、一瞬でも不安から逃れられるというのもあったでしょう。
でも一番は「おまもり」という気持ちじゃないかな。
だからみんなせっせと家族にマスクを作る。
あと、手作りの贈り物って敬遠されがちだけど、唯一喜ばれるのがマスクってのもあるな(笑)
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