勝手なイメージなんですが、名古屋といえばフレンチなんですよ。
いいワインショップあるし。

ホテルフレンチが頑張ってるイメージ強いんですが、町場の店はどうなんだろ。

検索してみても、まとめサイトや企業広告ばかりが上位表示されて、個人の秀逸なグルメブログはどっかに隠れてしまって、ほんと生きづらい世の中ですわ。

しゃーない、名古屋在住のワイン友達にメールしよう。

オススメのビストロを教えてと言ったら3つ候補を挙げてくれて、その中でビビッと来たこちらにやってきました。

もう絶対美味しいやん。センスというのは店構えからして漂ってくるもの。

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旨そうな黒板メニューを見ながら、「金しゃち」のプラチナエール(白ビール)で喉をうるおします。泡のきめ細かやかで麦の香りがたまらん。

「車海老のコンソメ・ロワイヤル」や「車海老のテリーヌ」など、名古屋ならではのメニューがあったり。


シェフはカウンターを一人で切り盛りしておられるので、基本口数は少なく仕事人といった印象。

この店は自然派ワインにこだわっていて、どんなタイプが飲みたいか伝えれば、都度2種類出してくれてどっちが好みを選んでいく感じ。

そうなると後はもう、土着品種をガンガン攻めていくだけさ。

鮎のコンフィと悩んだけど「メヒカリのフリット」を。

生トマトと香草の絶妙なドレッシング、ゴーヤの苦味がアクセント。

これに選んだのは、サヴォワのグランジェ(Gringet)100%の Le Feu。ミネラルたっぷり暑さを吹き飛ばす爽快な白。

 Le Feu 2017 Vin de Savoie/ Dominique Belluard

これこれ、こういうの待ってました!Oさん、ありがとう\(^_^)/

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ブーダン・ノワールにしようか血が出るほど悩んだけど、やっぱりこれに。

豚足の焼きテリーヌ

文字通りゼリー寄せを焼いてます。マスタードつけてボージョレ・ヴィラージュ2018と。するする入ってくいいワイン。

Beaujolais Village Electron Libre 2018 / Romuald Valot

さっきのワインもこれも、インポーターは北海道の「二番通り酒店」。要チェック

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そして、最強の飯テロいきますよー

鱧のクネル・蟹のスープ
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中央の丸いのは鱧の卵で、もう口の中でえらいことになってます。

これだけの旨味爆弾ですから、やっぱアレですか?

と思ってたらシェフがばっちり合わせてくれました!シェリーみたいなシュナン・ブラン。
L'O2 Vigne 2013 / Jean-Francois CHENE(La Coulee d'Ambrosia)

5年酸化熟成させ2018年瓶詰。サヴァニャンより果実味あって、もう最高!

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牛サガリのグリルには、
Faugeres Cuvee Courtiol 2015 / Domaine Clos Fantine

こんなピュアなフォジェール飲んだことない。またしても二番通り酒店。むむ

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いやもうホント最高でした。ここジビエもいいらしいので、また季節を変えて来たいです。




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