国産の茶筌(ちゃせん)の約9割を生産する奈良県生駒市「高山」をドライブしてきました。

法事で高山の住職さんからお話を伺った時から、一度観に来たいと思っていました。

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最近、安価な中国産の茶筅がたくさん出回るようになりましたが、形はそっくりでも、仕上がりは別物なんだそう。

材料の竹は切り出す段階から厳選し、何年もの歳月をかけて仕込んで行きます。小刀を用いて、すべて手作業。

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高山茶筌の歴史は、室町時代中期、高山城主の次男である宗砌(そうぜい)が、親友の村田珠光の依頼されて作ったのが始まり。

御土御門天皇に献上、感動した天皇から「高穂」の名を授けられたのを機に、宗砌は茶筌づくりにいっそう励み、その製法を高山家の秘伝としました。

高山家が没落後、その秘伝は十六名の家臣によって500年間にわたり今日まで伝えられ、全国唯一の茶筌の里となります。

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けれど跡継ぎ不足により、秘伝とされてきた技術も一般に公開されるようになったそう。

こんな緑豊かな竹林の里にまで、大規模なソーラーパネルが侵略してきて、売り土地の看板も目立ち、本当に悲しくなってきました。日本の文化を守らねば。

高山竹林園には茶筅や茶道具、資料が展示されています。

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