量子力学コーチの高橋宏和さんがこんな事を言ってました。
「僕は以前、仏教を信じていたけど、仏教の業(カルマ)はもう信じていない」と。

ちなみに、ここでの業とは、過去世から現世に引き継いだ宿命のようなもののことを指してます。

人生は業じゃなくて、観測者によって観測する対象が変化する不確定性原理に基づき、

「人生は今この瞬間から自分次第で変えていける」のだとおっしゃってました。

この量子力学的な考え方はすごい勢いで浸透していってるのを感じるし、宗教はもう要らないと言ってる人までいます。

私は量子力学も勉強中で、この考えにも大いに賛成だけど、科学もまた宗教だと思っています。

業(カルマ)とは何か

そもそも仏教の業(カルマ)とは何かというと、過去に積み重ねてきた「行為」のことであり、

それによって生じる影響、作用、余力をひっくるめて言います。

今の自分は、無数の業の繰り返しによって形成された結果であり、

その繰り返しのパターンが癖となり習慣化した悪循環のことを「輪廻(りんね)」といいます。

業も輪廻も転生の意味だけではなく、現世においても生まれるし、消滅させられるものです。

お釈迦さんも同じことを言ってた

お釈迦さんはその心の仕組みを徹底的に分析し、輪廻から誰でも脱出できると言ったのです。

つまり自分次第で変えていけるのだと。それも2500年も前に。

物質的な執着から離れよと。

今、宇宙で目に見えているものは、わずか5%しかないという事実が判明していることからも納得です。

というわけで、仏教(ただし根本仏教)も科学も同じこと言ってるので、好きな方でいんじゃね?というのが結論です。

ちなみに最近、日本の仏教界も偶像崇拝より「こころ」崇拝を打ち出してきているそう。

それで癒される人がいるなら、それはそれでありかなと。

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