今回も衝撃の本を紹介したいのだが、まずはこの画像を見てほしい。
画像左:知人の職場にいつも不機嫌な女性社員がいて、周囲が気を使い職場の雰囲気も悪かったらしい。その時、この観葉植物のパキラの葉は数枚しか生えていなかったそう。ところが、二ヶ月前にテキパキと気の利く女性社員と入れ替わったところ、パキラは画像のように生き生きと葉をつけ始めた。

画像右:私が3ヶ月前に風邪で寝込んだ時、枕元に置いていたセロームが数日で枯れてしまった。それまでは四方八方に広がるほど元気良かった。

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そんな植物の不思議を目の当たりにしていた時にタイミングよくこの本に出会った。クリーヴ・バクスター著「植物は気づいている」。

PORTRAIT~2
植物は気づいている: バクスター氏の不思議な実験
クリーヴ バクスター
日本教文社
2005-07-18


植物は感情を感知する
嘘探知に使用されるポリグラフという皮膚電気反応計があり、その専門家である著者は長年アメリカ陸軍やCIAと関わってきた。

ひょんなことから鉢植えに装置を繫げようと思い立った。そしてマッチで火をつけてみようと考えた途端、ポリグラフの記録表に鉢植えの反応が見られたのだ。

脅すフリではなく、本気でないと反応しないこともわかった。

どうやら植物は近くにいる生命体、特に人間の感情を敏感に察知しているらしい。

驚くのが、たとえその人が外出していても、その人の感情に同調し続けることが記録表の時間と照合してみて判明した。

行為に反応するのではなく、ただその人に同調する。これを原初的知覚、バイオコミュニケーションという。

植物学者ではない彼だったからこそ、先入観なく純粋な好奇心でこの事実を発見できたことが興味深い。

とんでもない事実を発見した彼は、学会やマスコミに妨害されながらも、植物→鶏卵→バクテリア→人の細胞へとバイオコミュニケーションの実験を進めていく。

危険を知らせる卵
ある卵に電極を繫げ、その他に用意した10個の卵を熱湯に入れていく際の反応を見る実験。1個目の卵を熱湯に入れた際には反応したが、その後の9個には無反応だった。

これは「電極を繫いだ卵」もしくは「1個目の卵」が後の「9個の卵」に危機が迫っていることを伝えたことで、9個の卵が防御態勢(一種の失神状態)に入ったからだという。

花にも電極を繫ぎ、今まさに割られようとしている卵からの反応も調べた。卵から何らかのメッセージを受け取ったその花は、2年以上花を咲かせることはなかった。

ヨーグルトのバクテリアたちも同調
電極に繫いだヨーグルトから少しのヨーグルトを取り出して他の容器に移し、そこへ抗生物質の粉を入れた。摂取すると善玉菌と悪玉菌のどちらのバクテリアも死滅する類のものだ。

すると電極に繫いだヨーグルトが大きく反応した。

細胞片も主に同調
ある男性の口内の白血球細胞を採取して電極に繋ぐ。ちょうどそこにあった雑誌に、女性の全裸写真が載っていて、それを男性が見た途端、白血球細胞は上下振り切るぐらい反応した(笑)

さらに細胞の実験を進め、本人が何百kmも遠方に出掛けても細胞は反応することがわかった。

「人間の精神はどんなに複雑に見えても、情報基盤は植物のそれから現れたもの。細胞にはたとえ神経がなくても、精神のようなものが存在する。」のだと。

「病は気から」というが、自分の体にある細胞ならなおさらではないか。

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これまでの科学はもう通用しない。意識が物質的な現象を生み出すことが分かってしまったのだから。

日本には昔から「成木責め」といって、長い間実をつけない樹木にノコギリを当てて脅す習慣があるのだそう。

自然界と心を通わせる祭りや行事があることからも、先人たちは何もかも理解していた。

だから日本の文化は霊的で神秘的なのだろう。

みんな一つなのだ。








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