先生が一つのビーカーを用意した。

そこに大きくて丸い石を満タン入れる。

けれど小さな砂利なら、さらにビーカーに入る。

もう入らないと思っていても、砂ならまだまだビーカーに入る。

もう絶対入らないと思っていても水ならさらに入れることができる。

そのビーカーは人生の時間で、大きくて丸い石、つまり自分や家族など大切なものから入れていかないと入らなくなるよ、という教え。

イイ話だけど個人主義で、とても西洋的だと思った。

まだこのビーカーの中でくすぶってる人たちが殆どだ。

先週末、いつものように郊外へ買い出しに行った。

そしたらなんと

友人のご主人の無農薬イチゴが並んでいるではないか。

夜遅くまでビニールハウスにこもって作業しているご主人に、差し入れを持っていく友人の投稿を見たことがある。友人は自然食の食堂を営みながら。

畑を借りて苺を作ったことがあるので無農薬で栽培することがの大変さを、ほんの少しは想像できる。

パックを開けると、畑に溢れかえっていたあの甘酸っぱい香りを思い出した。こりゃ虫を追っ払うの大変だろう。

甘い!

そして下顎にグワンとくるほどの旨味。それだけじゃない。

子供の頃に砂糖&ミルクをかけて食べた、あの苺の酸味がしっかりとある。

一粒で満たされるほど芸術的なまでの完成度。二人の想いの結晶。

わかる?ビーカーじゃなくて苺なのよ。

あまの農園の苺

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