昔にくらべて現代人は腸内細菌の種類がとても少ないらしい。
というわけで、郊外のあぜ道や野道でよく見かける野草を採取して料理してみた。

今回6種類の野草を料理してみたが、結論から言うと、

野草はアクもあるが栄養価が高いせいか、少量でお腹いっぱいになる。

一種類につき、おちょこ一杯程度で十分だった。
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●まずは左上画像の左「タンポポの葉」と右「すいば」。これらは畑の脇で採取した。

タンポポの葉はさっと湯がいてから一時間水に漬けてアク抜きし、おかか醤油で(右画像の左)。緑茶のような清涼感の後に苦味がくる。これは効きそう。

すいばもさっと湯がいて、おかかポン酢で(右画像の右)。独特の酸味を持つ植物で、梅や柑橘のような果実以外で酸っぱいのが妙に新鮮。イタドリよりトロッとした食感がありポン酢と合う。

●のびる(左下画像)は畑や土手に生えているが、有毒植物タマスダレと似ているので、ネギ臭がちゃんとあるか確認する。根っこまで食せる。湯がいてぬた和えに。

ワケギより味が濃くて歯ごたえがあり、酢味噌には断然こっちが旨い。ワケギごめん。
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●続いてカラスノエンドウ(画像右下)。これも畑の脇で採取。穂先の柔らかい部分だけを採り、さっと湯がいて胡麻和えに(左画像の下)。

セリの胡麻和えに負けないぐらい美味。青くささがたまらん、クセになりそう。

●フキノトウ(画像右上)はおなじみ蕗の薹味噌󠄀に(左画像の上)。

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●よもぎご飯は、実は隠れた絶品メニューなのだ。湯がいたヨモギを炊きたてご飯に混ぜるだけ。頬張るとよもぎの香りが鼻を抜ける。

すり鉢で擦るか、ドライで粉末にした方がさらに馴染んで旨いと思う。

よもぎご飯に、すいばの酸味がめちゃくちゃ合う!なんやこれ!

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野草ヤバウマ。週一で取り入れよう。

そしてジビエにワインが合うように、
野草はとにかく日本酒がすすむ。

ちなみにツクシも50本ほど採れたが、ハカマを取って処理するのが大変なので母に託した。最高の佃煮にしてくれた。ウドの皮のような歯ごたえがある繊細な珍味。

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