着物研究家、中谷比佐子さんのこの言葉が気に入ったので、これから使わせてもらおう。
(ちなみに納豆と味噌は宇宙食)

着物は8枚の布でできている。

蚕は8の字を描いて糸を吐き、その糸を8の字にかせる。

着物の着方、構造、すべて陰陽道に関係しているのだそう。

フランスのファッションが最先端だと刷り込まれ着物は敬遠されていった。

けれど知れば知るほど、着物は時代を先取りし過ぎだとわかる。

着物は作る工程で1ミリたりともムダを出さず、すべての生地を使い切る。

ところが洋服の場合、2割ぐらいのムダが出る。

モンペの作り方ひとつとっても、和裁と洋裁で違うのが良い例。

そして着物を着ることで得られる健康効果がすごい。ちなみに自分が着物を着ようと思った動機がこれ。

足袋や草履は筋肉や脳を活性化し、着物を着ることで骨を守り、腰痛が治ったり下腹が引っ込んだり、絹が病や傷にもたらす作用も古くから伝わっている。

祖母が縫ってくれた着物の一針一針を観察している。

この年になって着物を通して祖母と対話できるようになるとは思わなかった。懐かしくて心温まる。

そして昔の人の偉大さを思い知る。

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