昭和20年頃にGHQが栽培を禁止するまで、大麻(おおあさ、おおぬさ、ヘンプ)はそこらじゅうに自生していたそう。
そう教えてくれるのは着物研究家の中谷比佐子さん。今ハマってるユーチューバー。

そう、大麻は大昔からとても神聖な植物だった。

私と同じで、この方も、麻でつくった「麁服(あらたえ)」を今も天皇に献上している忌部(徳島)を調べているそうで、和歌山の丹生都比売神社に行かれたそう。
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「着物を識ると日本が見えてくる」をコンセプトに動画配信されている理由は、

神宮外苑再開発計画など、日本は今、危機に直面しているからだと。

一刻も早く、日本の素晴らしさに気付き、文化を守り、誇りを取り戻してほしいから。その思いがひしひしと伝わってくるのだ。

勉強になったのが、大事な事は全部「糸へん」の漢字から成るということ。

約束、結婚、縁…

なかでも綜麻繰(へそくり)の語源が興味深い。

へそくりの「へ」は、麻の糸をとるための道具で、

へそくりの「そ」は、麻の糸で、

「くり」は、麻の糸を繰り出すこと。

昔のお母さんは、そうやって夜なべして作った糸をお金にかえて、家計の万が一に備えたのだそう。

その人の力量次第という意味が強いのかもしれない。

また、日本の土壌は特殊で、他国と同じ物を植えても違うものができるのだそう。狙われるはずだわ。

知れば知るほど、着物と日本が愛おしくなるのだった。


今日偶然、道ばたで見かけたヨシ。大麻と同じく高さ3mになるものも。

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