イチジクにはちょっとうるさい。
私が育った南大阪はワイン産地でもあるフルーツパーク。ブドウをはじめ、みかん、桃、苺、なし、キウイ…どれも名産地を凌ぐ美味さ。なかでもイチジクが特に名物。

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【うんちく】
8月頃から出回り始めるが、糖度が不十分なのでまだ手を出さない。8月末に我慢できず、一度ジャムを作る。それからまた様子見。

9月に入り糖度が上がりだすと、いよいよコンポートに。

そのまま食べても甘いのにコンポートにする理由は、個人的に生だと薬効が強いと感じるし、ワインの酸味を足せば生より風味爽やかで洗練されるから。

生食は10月以降で、一番終わりかけの11月皮がカサついたイチジクが一番美味い。

【材料】
・いちじく
・白かロゼのワイン
・砂糖、塩
※ワインは一本買って味見したらフタして冷蔵庫でイチジク用に2ヶ月保存OK。シーズン中、何度も作れる。というか作らずにはいられない。

【作り方】
熟したいちじくを用意。無農薬なら汚れを拭き取り皮ごと煮てもいいが、皮を剥くなら包丁よりテーブルナイフがおすすめ。先端の尖った部分も切り落とす。

底が焦げつかないよう、なるべく厚手の鍋にイチジクを並べ、中サイズのイチジク1個につき7mlぐらいのワインを注ぐ。10個なら70ml。

全体に塩を一つまみふったらフタして中火〜中弱火で煮ていく。

こんなに入って400円以下♪

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アクを取るタイミングは10分ぐらい煮た左画像ぐらい果汁でひたひたになってから。

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アクを取ったら砂糖を入れる。そのまま食べても蜜のように甘いイチジクだったので黒砂糖をほんのひとかけら。さほど甘くないイチジクなら10個で大さじ1ぐらい。お好みで。

砂糖がとけたら一度やさしくひっくり返して、弱火で少し煮詰めたら完成。

水が入ってないので冷蔵庫でかなり持つ。紅茶やワインとどうぞ。

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