産経新聞が面白い。
うちはずっと日経新聞を購読していたが面白くなくなったので2年前にやめたきり、新聞とは遠のいていた。

けれど家事には新聞紙が無いと不便で、母から一週間遅れの新聞紙の束をもらっていた。

産経新聞は社説もまともだし、文章に血が通っている。新聞紙として使う前に一読するようになった。

9月16日の新聞に興味深い記事があった。

昭和41年に静岡県のみそ製造会社の専務一家が殺害された袴田事件

死刑が確定した袴田さん(87歳)の支援を40年以上続けてきた市民団体の山崎さんが、

みそタンクから見つかった衣類の証拠写真を見ていて、ふと違和感を覚えた。

1年2ヶ月の間、味噌漬けにされてたわりには白過ぎないか?血痕部分も赤い。
証拠写真の画像

そこから本格的に味噌漬けの実験を始める。

そして実験結果からなんと、シャツについた血は黒褐色に変わることが判明。

地裁は、証拠の衣類に捏造の疑いがあるとして、袴田さんを48年ぶりに釈放。

これを読んでとっさに思った。

なぜ味噌漬け屋か料理人に聞かなかったのか

魚の血合いや肉の味噌漬けを日々見ているというのに

迷宮入りすると、かえって思考停止に陥りがちなことが自分にもよくあるので気を付けようと思った。

今回の記事の主旨は、今の再審法制は時間がかかりすぎなので法改正の必要性を訴えるもの。

構造改革を進めるよという示唆。










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