本題から外れてしまっているが避けるわけにいかない「身分差別」について。
以前のブログ、
日本の肉食文化1「いつから牛肉を食べ始めたのか」で、

“ 皮革技術は渡来人が伝えたとされるが、なめし皮革や骨製品は武具や皇族の神事に重要だった。その渡来人の血筋を守るため、差別反対のスローガンや道徳教育で、より差別を煽っていたのかもしれない。”
と書いた。

また、
日本の肉食文化 その2「中世日本の肉食禁忌」では、

“ それにしても、古代から中世の移行期(10~12世紀)に、なぜ急に肉食に対し「穢れ」の観念が大きくなり、肉食と身分差別が結びついたのか。”
と書いた。

のちに穢多・非人(えた・ひにん)と呼ばれるようになった人たちのことだ。

縄文時代から鹿や猪を食べていた日本人には本来、肉食や屠殺に対して「穢れ」という意識はなかったと考えられる。

では一体どこから来たのか。

その謎に茂木さんがヒントをくれた(11:44~)
神仏習合とケガレ思想(平安時代)|茂木誠

「旧約聖書のレビ記に、穢れの清めについての細かな規定がある。
シルクロードを通って日本に入ってきて、京都をつくった秦ファミリーが聖書に通じていたので、そういった繋がりがあるのかもしない」

まさに自分が言ってたこととドンピシャ。

すっきりした。

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