日本の肉食文化3の続き。
日本人の肉食の歴史は古い。

最古では2700年前の落とし穴が静岡県三島市で、また、縄文の貝塚からも鹿、猪、猿、熊、狐、狸、鯨の骨がみつかっている。

そして、縄文の人骨のアミノ酸に含まれる窒素同位体の成分を調べたら、肉食の狐に近いものだったそう。

腸の長さも草食動物より肉食動物に近い。

ただ、魚も淡水魚も食べていた。田んぼはドジョウ、鰻、鯉、フナなど、独自の生態系も生み出したからだ。

ちなみに牛馬は、日本人の大切な労働力であり家族だった。

・・・・・・・
ひと昔前までは肉屋に牛や豚が、半開き状態でぶら下がっていたそう。

今ではパック詰でスーパーに並び、肉は命の一部だという実感が持てなくなっている。

そんなに毎日、誰もが肉を食べる必要が本当にあるのか?

そんな疑問から始まったこのシリーズ。

東洋医学の並河俊夫先生のお話と合わせて自分なりに結論が出た。

・男性はタンパク質の代謝がうまく出来るが糖質は苦手。女性はその逆(だから「芋たこなんきん」)

男性は糖質を、女性は肉を控えて、良い塩をしっかり摂る(ミネラル不足も関係している)

・牛豚鶏の体温は人間より高いので、食べるのは体調の良い時だけにする。

・成長期の子供に肉は必要だが、年齢と共に肉の量は減らした方がいい。現代の肉の飼育環境を考えるとなおさら
(タンパク質中毒、プロテインに注意)

ちなみにアラフィフ女の自分は、鶏胸肉または手羽元を週二回で、魚・豆類・野菜からもタンパク質を十分摂れている。
以上。

前回のブログ
日本の肉食文化3はこちら

昔々料理した猪肉
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