最近話題になっているヒトラーの予言本「1999年以後」著:後藤勉を読んでみた。
1988年に出版された古い本だが、今なお、的中し続けているので読んでいて寒気がした。
独裁者というだけでなく予言者でもあったとは最近まで知らなかった。
マジノ線突破、真珠湾攻撃、ノルマンディー上陸など、戦争中は数々の予言を的中させ、側近たちを震え上がらせてきたヒトラー、実はもっと先の未来も予言していた。
●ヒトラーがランツベルグ刑務所書いた予言(大正13年)
「日本はもう欧米だ、しかし日本はふたたび落ちる」
●洞窟型の巨大山荘での予言
「米英を背後で操るユ〇〇が日本を絶滅させる恐れがある。‥天才的な科学者たちが、炎の絶滅兵器を開発するからだ。‥決定段階ではユ○○の真実の男が深い関わりを持つようになる」
真実の男→Truman(原爆投下した米大統領)
●「人間は21世紀、空気と水と食物の汚染だけで衰えていく。いや、その前に、肉食とアルコールとタバコでも衰える」
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ヒトラー予言の真のテーマは「人類はどんな人類になるのか」だった。
それによれば、1989年以降、人類は二極化が進み、もう引き返せなくなるという。
「人間は二つに分かれる、社会も二つに分かれる、人類も世界も両極端に分かれる。支配者と被支配者、あらゆる面で激しい二極化が起こる。」
そしてナチスによるユ〇〇民族抹殺が成功せず、彼らが世界に隠然たる力を持つようになることも見抜いていた。イスラエルが世界最終戦争を起こすことも。
旧約聖書では最終戦争の土壇場で神が現れて反ユ〇〇諸国を倒し、神の国を築くことになっている。また新約聖書では人の子が現れ信者たちを救うと。
けれどヒトラーは違った。
「超人たちが最終戦争を阻止し、人類危機を救う」と予言していて、これはノストラダムスの予言と符合する。
今から16年後の2039年には人類はいなくなるという。それは人類以外のなにものかに進化するから。
人類からより高度な神に近い生物「神人」が誕生すると。
そしてそれはほんの一部であり、人類の大部分は「ロボット生物」として気楽だが超管理社会に組み込まれる。
神人になれる者は、家柄も財産も学歴も美醜も関係ない。むしろ思考停止のエリートは不利だろう、と。
しかもヒトラーは「東の国」から、ノストラダムスは「日の国」からそれが起こると予言している。つまり日本。
今、まさにその分岐点に差し掛かっているように見える。
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