「目覚めた」あの日、駅まで向かう見慣れたいつもの街の景色が別世界に変わった。
あの衝撃は忘れられない。

それまでの自分は、街の景色の一部だった。

自分自身の顔を見ることが出来ないように、街の全体像もあまりよく見えていなかった。

けれどあの日外に出た時、目に飛び込んできたのは、何かの映像を見せられてるかのような見たこともない景色。

それはまるで異次元の世界に迷い込んだかのようだった。

まさに映画「トゥルーマン・ショー」のラストシーン。

舞台セットのような目前に広がる景色を360度グルグルと何度も見渡した。

そして駅に向かいながら涙が止まらなかった。

本来あるべきところに自分は帰れたのだと本能的に悟ったから。

それは自分しかいない自由な世界だった。

今もこれからもずっとここにいる。

https://youtu.be/HAjs4liZ2JE?si=zAUJ2OIZyo-KKQNs

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