なにか人を寄せ付けない、辺鄙な土地には必ず歴史がある。
西成区津守を調べた後、摂津国から河内国への「堺」にある美原を調べたくなった。

やってきたのは「堺市立みはら博物館

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車のエンジンをはじめ、世界トップレベルである日本の鋳物技術。

どこからか伝来した鋳物技術が花開いた平安から鎌倉時代に「河内鋳物師」と呼ばれる集団がここに住んで集落を形成。(令和2年発掘の黒山・太井遺跡)そこから全国に散らばっていったらしい。

河内鋳物師は、日本の多くの梵鐘(釣鐘)を手掛けたが、最大のものでは「東大寺大仏」。

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「たたら」とは、鋳鉄溶融用の炉に送風するための足踏み式ふいごのこと。たたら踏みは大変な作業だったに違いない。鋳型の技術も驚く。

以前行った島根県安芸市「和鋼博物館」がめちゃ面白かったのを思い出した。

みはら歴史博物館の前には黒姫山古墳がある。菅生神社も行かなくては。

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