ここんとこ、神社めぐりばかりしているが、参拝の仕方にずっと疑問を持っていた。
二礼二拍手一礼

それはあまりに不自然で、神経をすり減らす。

下手すりゃ、今日ここに何を報告しに来たのか忘れてしまう。

無礼かもしれないけど、やらない時もあったぐらい。

そんな私はまた引き寄せた。

昨日図書館で『神社で柏手を打つな!』(島田裕巳著)という本をみつけ、開く前から

「やっぱり!」と胸のすく思いがした。

これによれば、1763年の書物に、座り込み、頭を垂れて、合掌している参拝者の様子が描かれているそう。

それだ!絶対それ

二礼二拍手一礼は、気を散らせるための陰謀に違いない(笑)姑息なやつらめ。

節分の豆まきや恵方巻きが、ウソの「しきたり」だという事は、最近ではもう知れ渡ってきているが、

この本によれば

初詣も鉄道会社の策略だし、除夜の鐘もラジオ番組、墓参りもバブル以降

もうやってられない。

最後に著者は、「しきたり」は、その背後にある産業、歴史、信仰の世界を読み解く鍵になり、そうした考察を深めることが大事だと。まさに。

今、日本史を猛勉強中だが、正面からぶつかっても突破口が開けないので

民俗学や風俗史の本も読み始めることにした。

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