今思い出した。このブログは本来、グルメブログだったことを(笑)
鮎は夏と思われているが、秋のこの時期、産卵のために川を下る「落ち鮎」も旨い。スラリとした姿と香りに定評のある岐阜県 郡上の鮎。メニューにあったので焼いてもらう。昔行った長良川の鵜飼を思い出しながら。なんと美しい背が黒く、細くしまった流線型
一口頬張ると
苔を食んでいる天然鮎ならではの、瓜のような青々しい風味が鼻をぬける。これが蓼酢と絶妙。
腹わたにも甘みがあり、身も繊細で芳醇。アユの語源は、産卵期に川を下るから「アユル」(落ちる)との説や、古代から神前に供えていたので「饗(あえ)」に由来するとの説あり。母の故郷 徳島の山奥で、いとこがいつも炭火でもてなしてくれる鮎がまた旨いんだ。
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