徳島の山奥の秘境にある母の田舎には柚子園があって、毎年柚子を送ってくれる。
今年の柚子は、例年に比べてずいぶんキズが多い。天候不順を乗り越えた勲章に思えて有り難さもひとしお。

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まずは手前味噌を使って「ゆず味噌」から作る。仕上げに柚子果汁と柚子皮を入れるのだが、フワッと柚子が香り立つこの瞬間がたまらなく幸せ。

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その後、柚子を絞っていき、皮と薄皮に分ける。
果汁→ポン酢、蜂蜜柚子レモネード
薄皮→ゆでこぼす
皮→刻んで薄皮と酒・塩・砂糖で煮て冷凍。後でジャムにしたりスルメ昆布と佃煮にするため。

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そしてここからが本題。
それらを作った副産物が毎回とても楽しみなのだ。

まず、薄皮をゆでこぼした茹で汁は絶対に捨てないで!これをお風呂に入れると最高に贅沢な「柚子風呂」になる。湯冷め知らず。

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種を化粧水にしてもいいが、純米酒を注げば飲み過ぎ注意の超爽やかな「柚子酒」がすぐできる。冷蔵庫でしばらく持つので、今日からチビチビやる。

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柚子には何も捨てるところが何もないという。天地人の素晴らしい贈り物。今年もありがとう!












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